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時間timeと英語冠詞まとめ 複数型timesになったりaがついたり無冠詞だったりFile24

時間timeというと数えられないような、でも1秒1分1時間のように数えられるような、良く分からない英単語ですよね。

時間なんて実際に目に見えないし、でも時計やカレンダーを見ると、ちゃんと数えられるし。

日常の英会話や文章の中では、冠詞を伴ってa time、the time、または複数型timesとか、無冠詞で使われていたりもして、さらにややこしい。

そんな不思議な時間timeと冠詞について、今回は解説します。

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回数を表すときのtime

回数を表すtime、これは理解しやすいと思います。複数回行えば、複数型になります。

I've been to Tokyo three times.
東京へ3度行ったことがある。

または、

This is the 3rd time.
これは3回目です。

1回や2回は、one time, two timesではなくonce, twice と習いました。口語ではone time, two timesと聞くことがよくありますが、ちゃんと正しく、once, twiceを使うことをオススメします。

過去の一定時間は数えられるa time, 2 times

彼氏と楽しいひとときを過ごし、

I had a good time with you.

とテキストを送る。そのときa timeと、冠詞がついて時間が数えられています。

で、過去の一定時間を表すときは、冠詞をつけてa timeと言うんだなと、私は理解したんです。had a good timeを決まった表現のように、覚えました。もちろん、great とかwonderfulとかlovelyとか、ちょっと変化させたりして。

でもある日、友達D氏が、

I had good times on weekend. We cooked out, took a walk, listened to music.......

えぇ〜、times! 時間が複数形になってる。すごくショックでした。今まで見たことのない形だったので。で、いろいろ調べたり、その友達D氏に聞いたり、ESLの先生に質問したりしましたが、私が納得できる答えは見つかりませんでした。

で、最近ようやく分かったんです。どうして過去の一定時間なら、timeが数えられるのか、つまり複数形にもなりうるのか。

数えられる物というのは、区切られた一個ということです。一つのかたまり。必ずしもそれが目に見えるというわけではありませんが、ここからここまで、というように区切られているんです。区切られることで、一つのかたまりができている。

ですから日本酒とかプルーンジュースのような液体は、そのままの状態では区切られていません。区切るために、a bottle of beerとかa glass of wineのように言います。ビールのボトル1本、ワイングラス一杯というかたまり。

ちょっと逸れますが、実際の英会話では、one beer , two beerのように数えたりすることもあるので、詳しくは「」をチェックしてください。

時間も、過去のことなら、ここからここまで、というふうに区切ることができます。ですから数えられて 冠詞aがつくんです。

友達D氏の話に戻りますが、私としては、友達D氏の自宅に滞在した、土曜日の夕方から日曜日のお昼までを指して、a time.という概念でした。

しかし友達D氏は、

- 料理をした時間 (土曜日夜7時から8時)
- 散歩をした時間(日曜日朝8時から9時)
- 音楽を楽しんだ時間(土曜日夜の8時から9時)
- その他の楽しかった時間

というふうに、それぞれのアクティビティごとに、それをした時間を区切っていたんです。結果timesという複数形になったわけです。

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未来の時間は区切ることができなくて、無冠詞time

「明日時間ある?」と聞くときに、未来の時間はまだ区切られていませんから、

Do you have time tomorrow?

のように、無冠詞で聞きます。

自分の意思で、明日3時から始めて5時で終えれば、一定時間じゃない?と思いますが、未来のことは誰にも分からないし、本当に明日3時から始めて5時で終える、なんて、今の時点では言い切れません。それに、自分に明日があるかどうかも分かりませんしね。

では現在については、どのように考えればいいのでしょうか。

ちょっとお時間いいですか?にろくなことはない現在のa time

友達に「今時間ある?宿題手伝ってほしいんだけどな」と聞くときは、

Do you have time?

で冠詞無しです。今から手伝って、終わりが分かりませんから、時間が区切られていません。始まりは今と分かっていますが、終わりがいつなのか分からない。

もしこれが、

Do you have a time?

というふうに、a timeと冠詞をつけると、意味が変わってきます。

道端で怪しげな人に、「今時間ある?」と声をかけられた、そんな感じです。確かに冠詞aをつけて時間を区切って聞いてくる人、「ちょっと時間ある?」というような人のお願いって、ロクなことがないですよね。

何気なく人に、「ちょっと時間ありますか?」と聞くときは、

Do you have some time?

someを使った表現をオススメです。長過ぎず、短すぎず、適度な長さの時間。

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でも楽しい時間なら現在も未来も数えられる

友達と食事に行くとき、家族が、

Have a good time.
楽しんでおいで。

と見送ってくれます。

このtimeには冠詞aがついている。つまり一区切りの時間になっている、ということです。

あれ、未来のことは誰にも分からないから、未来の時間を区切ることはできなくて、冠詞aはつかないんじゃないの?

と思ったあなた。そうなんですが、楽しい時間なら、区切ることができます。単なるダラダラと流れていく時間ではなく、「楽しい時間」という一定の時間、区切られた時間だからです。

楽しい時間は、必ず終わりがきます。悲しいですが、事実です。

これは何も楽しい時間に限られたことではなく、時間に形容詞がつくと、時間を区切ることができるのです。

a sad time
a lovely time
a bad time

楽しい時間だけではなく、悲しい時間、辛い時間も、やがて終わりがくる。だから冠詞aで区切ってあげます。

その時、その瞬間the time

「今何時ですか?」と人に尋ねるとき、

Do you have the time?

冠詞theがつきます。theがつくことによって、物ごとが限定されます。つまり、その時、その一瞬を表します。例文では、今この瞬間の時刻を教えてほしいということです。

このtimeの使い方、冠詞がtheかaなのかで大きく意味が変わる例として、よく英語の本に載っています。

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まとめ

私自身がtimeと英語冠詞について、感覚として、そして頭で理論的に理解に至るまで、十何年もかかりました。

日本人にとって、冠詞を感覚で理解するまでに、本当に時間がかかるものです。その理由は主に2つあると考えていて、

1. 日本語に冠詞という概念がない
2. 冠詞について、深く解説している日本人も教科書もない

で、この2番目の理由は、何とかなるんじゃないかと思い、このブログを書いています。

最近YouTubeで、バイリンガルの方が分かりやすく英語を教授している動画を見かけます。どうか冠詞についても、触れてほしいなと思います。

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