英語学習の最難関!冠詞をどこよりも分かり易く解説

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冠詞

pay pianoとplay THE pianoの違い 楽器を演奏する時、冠詞はつく?File30

先日、「play music音楽はジャンルを問わず冠詞無し File29」で、音楽はジャンルを問わず冠詞がつかないとお話しました。

play music
play K-pop music

では音楽を演奏するための楽器はどうでしょうか。中学校で、「ギターを弾く」を英語で、play the guitarのように楽器を演奏するときは冠詞theをつけると習いました。しかし実際は、

play guitar
play the guitar

のように冠詞the有り無しの両方を見かけます。play pianoのように冠詞the無しでも間違いではなく、ニュアンスがちょっと違う。

楽器を演奏するときに、楽器に冠詞theが有り無しで、どう意味が違うのか、詳しく説明します。

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冠詞the有る無し、意味は同じ?違う?

楽器を演奏するときは、楽器名に冠詞theをつけて、play the piano と、まるで一つのフレーズのように、覚えました。だって学校でそう習ったんだもん。

でも実際はやはり違うんですね。現実は、教科書以上です。

play pianoと、冠詞無しのバージョンを見たとき、最初、冠詞theのつけ忘れか、それとも文法を知らない人が書いたのかなと思いました。

そこで、違いは何かを説明しているフォーラムを調べて分析していくと、だいたい4つの意見に分かれることが分かりました。

1. 両方とも意味は同じだから、どちらでもいいんじゃない?
2. 冠詞無しはアメリカ英語で、冠詞有りはイギリス英語
3. 冠詞無しはイギリス英語で、冠詞有りはアメリカ英語
4. 冠詞有り無しで、ニュアンスが違う

さらに、4番目の意見、冠詞が有るときと無いときでは、ニュアンスや使い方が違うという意見をもとに、実際にネットでどのように使い分けられているのか、リサーチしてみました。

すると、確かに冠詞有り無しでニュアンスが違い、使い分けられていていることが分かりました。つまり両方とも意味が全く同じというわけではなく、イギリス英語、アメリカ英語ということがポイントでもありませんでした。

play pianoとplay the piano では、同じピアノを演奏するのですが、その意味合いが違うのです。

冠詞有り、play the piano

中学校で習った、楽器を演奏するときは、楽器名に冠詞theをつけて、

play the piano

これは、日本語で言えば、ピアノを弾くことができるかどうか、そういったスキルがあるかどうか。

例えば小学校の頃、クラスの半分の女子はピアノを習っていました。大人になって、文化ホールで行われた音楽イベントへ一緒に行った友達。ロビーには誰でも自由に弾けるピアノが置いてあって、友達が突然ピアノを弾きだした。その友達に向かって、「え〜、ピアノ弾けるんだ。すごい!」とあなた。すると友達が「子供の頃、習っていたんだ」。

そんなときに、

You play the piano.

と、冠詞theをつけて言います。

音楽グループを結成しようと、それぞれの楽器演奏者を探していたとします。たまたま電車内で、自分は10年以上ギターを習い続けている、と話していた女性に、「あ、ギター弾くんですか?今メンバーを募集していて、ギター演奏者を探していたんです」。

Do you play the guitar?

メンバー募集に応募してきた人が、自分はいろんな楽器を演奏すると話していて、「じゃあ、ピアノは弾けますか?」

Do play the piano?

子供にバイオリンを習わせたいという、知り合いの女性がいます。音楽学科の大学生に、「バイオリン弾きますか?知り合いがバイオリンを教えてくれる人を探してて」。

Do you play the violin?

また、スキルという点だけでなく、そういう習慣があるときにも、冠詞theをつけます。

例えば、最近物忘れがひどくなったという60代の友人。ピアノを弾くことは指先を使うので、脳へのよい刺激になると、毎日弾くようにしているんだとか。そういうときにも、play the pianoです。

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冠詞無し、play piano

では冠詞theをつけないバージョンは、どういった意味になるのでしょうか。

学校では、冠詞theをつけないバージョンを習わなかったので、何となくしっくり来ませんが、意味としては、具体的にピアノを弾くことについて述べるとき、冠詞無しのplay pianoになります。

何の仕事してるの?と聞かれて、「ABC劇場で、ギター弾いてます。」

I play guitar at ABC Theater.

せっかく結成した音楽グループ。今日は晴れのデビュー。でもピアノ演奏者が熱で欠席すると連絡があり、急遽誰かを探すことに。ピアノ経験者という知り合いに急いで電話して、「この最初の部分、ピアノで弾ける?後はピアノ無しでも、自分たちで何とかするから。」

Do you play piano for the first part of this song?

音楽活動をしている友達Fさんが、今度コンサートを開くから来てほしいとのお誘いが。何でも、一曲が30分もあるそうで、ピアノ、バイオリン、チェロ、最後にもう一度ピアノのそれぞれのソロ演奏から成るんだとか。「そのコンサートでは、何を演奏するの?」

What part are you going to play?
I’m going to play first piano.

何の楽器を演奏するのかを聞いているのではなく、どの部分のソロ演奏をするのかを聞いています。ですから答えは、冠詞the無しで答えているのです。

この会話の続きで、「え、Fさんってバイオリン演奏者だってことは知ってたけど、ピアノも弾くんですね。知りませんでした」。そのときには冠詞the有りの、

You play the piano.

Fさんにピアノを弾くスキルがあることを示しています。

楽器instrument全般には、冠詞はどうなる?

今までさんざん楽器名にこだわってきましたが、では、楽器全般instrumentを演奏することについては、どうでしょうか。あまり深く考えずに、

play an instrument

です。

楽器を演奏するかどうか尋ねるときは、

A. Do you play an instrument?
B. Do you play any instruments?

強いて違いを述べるなら、Aは、楽器を演奏するという行為にフォーカスされているように感じます。Bは、具体的な楽器名を知りたい。ですので、Bのような質問の返答はyes/noで終わらないで、楽器をするならその楽器名を答えます。

しかしながら実際は、AとB、どちらで聞かれても、楽器を演奏するならその楽器名を答えるのが、会話というものです。

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まとめ

中学校で習った、楽器を演奏するときは楽器名に冠詞theをつけて、play the piano。冠詞無しのplay pianoは、それにそぐわない形で、何だか納得いきません。

play the cello
play cello

意味は微妙に違いますが、どちらを使ったらいいのか迷ったら、冠詞theをつけて、play the celloを使えば無難でしょう。

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