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動詞

know、know OF、know ABOUT の違い

英語の動詞knowは、ご存知「知る」という意味で、とてもよく使われるし、中学校で英語を習い始めて、早い段階で出てきました。

しかしknowという動詞は、それ程基本的で、使用頻度の高い英単語にもかかわらず、「知ってた?過去形”Did you know?”現在形”Do you know?”意味の違い」にもありますように、使い方で意味が微妙に違ってくるんです。

そのknowという動詞の使い方で、

know + 目的語
know about + 目的語

なら、習ったような気がするし、違いも何となく分かるような気がします。

しかし、

know of + 目的語

って、学校で習った覚えがありません。

前置詞ofがついたバージョンも、実際よく使われるのですが、最初の2つとどう意味が違うのでしょうか。

今回は、

know + 目的語
know about + 目的語
know of + 目的語

これら3つの意味の違いや、使い分けを解説します。

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一般的なことを知っている「know + 目的語」

普通に一般的なことを知っているときに使うのが「know + 目的語」です。目的語が人なのか、物や事柄なのかで、基本は一緒ですが、説明が異なります。

know + 人

I know Mr. Obama.
私、オバマ氏を知ってるんだ。

もちろん皆さんオバマ元米大統領をご存知だと思います。私も知っていて、会ったことがある。ただテレビで見たことあるとか、ネットのニュースでよく話題になってたから知ってるとか、そういったレベルではなく、オバマ氏に実際に会ったことがある。知り合いだ。そんなときに、「know + 人」です。

「オバマ氏って、知ってる?」「ああ、知っている知ってる。会ったことあるよ。知り合いなんだ」。そんな「know + 人」です。

know + 物・事柄

I know the grocery store in your neighborhood.
あなたの近所にある、あのスーパー、知ってるわよ。

お友達の家の近所にあるスーパー、行ったことがある。安いってSNSで話題になってたから知っている、か、そのスーパーのチラシ見たことあるから知ってるとか、そのレベルだけに止まらず、行ったことがあるとか、そこで買い物したとか、そんなとき「know + 物・事柄」です。

I know Instant Pot.

アメリカで爆発的に売れた電気自動調理器インスタントポット。日本でも販売されています。私もインスタントポットの最上級のモデルを買いましたが、日本のメーカーのヘルシオホットクックとか、象印の煮込み自慢と比べると、やはり劣ります。値段も違いますから、仕方ないのかもしれません。

とにかくアメリカで大人気で、店頭でインスタントポットを見かけるから知ってる、とか、それを持っている友達がいろいろ話してくれたから知っている、というレベルではなく、実際に自分も買った、あるいは購入していなくても、友達の家で使ってみたとか、そういうときに「know + 物・事柄」です。

I know statistics.
統計学が分かる。

統計学の教科書にある問題の解き方が分かるとか、統計的データを見てその意味が分かるとか、統計学に関する一般的な知識あるとき、統計学について理解しているとき、「know + 物・事柄」です。

知識がとっても有るとき、詳細を知っているとき「know about + 目的語」

aboutがつくので、〜について詳しく知っているんだな、ということが分かります。

これについても、人と物・事柄で分けて説明します。

know about + 人

My neighbor knows about me.
近所の人は、私について知っている。

根掘り葉掘り人のことを聞いてくる近所の人。ちょっと苦手です。はい、はい、と適当に返事していたのに、なぜが私のプライベートなことまでよく知っている。私の出身地から始まって、家族構成、職歴、学校歴、学校での成績、世帯収入、家のローンなど。こ、こわい…。そのようなときに使うのが、「know about + 人」。あるいは、私の性格とか好みとか、そういうのを知っているとき。

know about + 物・事柄

先程の例から、

I know about Instant Pot.

使ったことがあるとか、持っているとかのレベルではなく、インスタントポットについて、その使い方とか使用電力量とか、誰がどのような動機で開発されたのかとか、どういった人たちが購入し、どのくらいの頻度で使われているのかとか。説明書のある基本的な使い方以上に、知識があるとき「know about + 物・事柄」です。

I know about statistics.

統計学の問題が解ける、解き方が分かるということより、統計学は何世紀頃どのように発達して、著名な統計学者は誰で、どの大学で研究されていて、統計学の学派はいくつあって、どこが有力で、などの知識があるとき「know about + 物・事柄」です。

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聞いたことはあるけどね、「know of + 目的語」

詳しくは知らないけど、聞いたことはある。名前だけは知っている。直接ではなく、人づてに、間接的に知っている。そんなとき「know of + 目的語」です。

人と物・事柄で、それぞれ見てみましょう。

know of + 人

I know of her new husband.
彼女の新しい夫、聞いたことある。

最近離婚した友達が、また結婚したらしい。再婚するんだ、と彼女のSNSに書いてあり、再婚相手の名前と写真もあった。ふ〜ん、そうなんだ、と思っただけで、それ以上特に興味が無い。すると別の友達が「あの子、再婚するんだって。再婚相手、誰だか知ってる?」、「私は会ったことがないから、詳しくは知らないけど、SNSにその人のプロフィールが乗ってたよ」。それくらいのレベルで知っているのが、「know of + 人」。名前とかそのくらいは知っているけど、実際に会ったことはない。そんな感じです。

know of + 物・事柄

I know of the grocery store in your neighborhood.

あなたの近所にあるスーパー、激安で有名みたいね。SNSで話題になっているから、スーパーの名前は知っている。でも行ったことがないから、食品の良し悪しは分からないわ。そんなときに「know of + 物・事柄」。実際に行ったことはないけど、テレビで取り上げられていたとか、チラシを見たことがあるとかで、詳細は知らないけど、名前は聞いたことがある。そういう感じです。

I know of TOEIC.

TOEICという、英語のテストがあります。私はこのテストを受けたことはないし、受けようと思ったこともありません。ですから詳しく調べたこともありません。しかし、このテストスコアを重視する会社があり、日本ではよく知られているテストですし、実際に受けた知り合いがいますから、名前は聞いたことがあります。このようなときに、「know of + 物・事柄」です。

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まとめ

今回ご紹介した、動詞knowの使い方、

know + 目的語
know about + 目的語
know of + 目的語

これら3つの中で、最後の「know of + 目的語」が、一番知っている度合いが低いです。どの程度知っているのかで、これら3つを使い分けましょう。最後にもう一つ、例を挙げます。

1) A friend of mine from Osaka knows takoyaki.
2) Her parents know about takoyaki.
3) Her boyfriend from the US knows of takoyaki.

1) 大阪出身の友達が、たこ焼きのことを知っているのは、当たり前。食べたことはあるし、自分で作って食べたりして、作り方も知っている。大阪出身だもんね。
2) そんな友達の両親は、たこ焼き屋を営んでいて、お客さん相手にたこ焼きのうんちくを話している。たこ焼きの知識が豊富で、たこ焼きの歴史とか、粉が違うだけで味がああなる、こうなるとか、大阪中のたこ焼き店を食べ歩いて、それをブログに綴っているとか。たこ焼きへの愛情がスゴすぎる。
3) その友達のアメリカ出身の彼氏は、たこ焼きを食べたことがない。でも、友達がたこ焼きについてあれこれ言うのを聞いて、たこ焼きという名前と、それが何なのかは、大まかには知っている。

以上、動詞knowの使い分けについてでした。

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