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continue to doとcontinue doingの違い その2

「「続ける、継続する」continue doing と continue to do の違い」について、嬉しいコメントをいただきました。ありがとうございます。そのコメントを書くにあたって、continue についてネットで調べていただいたようで、本当に感謝です。

私自身、そしてコメントくださった方、これを読んでくださっているユーザーの方にとっても、continue という動詞について、より深く学ぶ良いチャンスになります。

では、continueという英単語に不定詞が続く場合と、動名詞が続く場合、つまりcontinue to doとcontinue doingの違いについて、さらに詳しく考えてみましょう。

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continueの使われ方

「「続ける、継続する」continue doing と continue to do の違い」では、continue to doとcontinue doingの意味の違いについて述べましたが、いただいたコメントの中で、ネイティブはそのような違いを意識していないとありました。

答えから言うと、その通りでございます!!コメントくださった方、鋭い!

だって、英語を母国語とする人たちが、そんな英語の文法をいちいち意識したり、意識的に正しい英文法を使って日常会話をしているとは思えません。

私は学生の頃、日本語を学ぶ留学生に日本語を教えるチューターをしたことがありますが、留学生によく「日本語の文法は、◯◯なのに、どうして日本人は、xxと言うのか」のような質問を受けました。

日本人が普段話す日本語の文法は、間違っている。

そんなもんです。だって友達とお喋りするとき、いちいち文法なんか意識しません。

英語ネイティブだって、同じこと。

…なんて言ったら、元も子もないので、もう少し分析を続けます。

continueという英単語、どのように使われるかと言いますと、continue to doとcontinue doingの違いがどうのこうのと言う前に、べちゃくちゃお喋り言葉として、この英単語を聞くことはあまりありません。

どちらかと言えば、雑誌や新聞の記事で見かけます。

先日読んだ自己啓発系の雑誌に、

We’ve continued to grow.

とあったり、私が利用している銀行から、コロナウィルス中の営業時間やサービスについての手紙が来て

We continue to navigate the time of the コロナウィルス あ〜だ、こ〜だ

最初の2~3文だけ読んで、面倒くさくなって捨ててしまいました。

このように書き言葉で使われるcontinueですが、話し言葉でも使われます。ただ、友達とぺちゃくちゃお喋りというより、ちょっとフォーマルな状況。天皇のお言葉とか、小池知事がコロナウィルスについて記者会見するようなほどフォーマルではなくて、忘年会で幹事が一言挨拶とか、仕事前のミーティングで、マネージャーが今日のスケジュール確認の際に使うとか、それくらいのレベルのフォーマルさ。

別に、友達とべちゃくちゃお喋りで、continueを使っても、決して間違えではありません。ご安心を。

continue不定詞vs.助動詞の使い分け

では、ネイティブは意識していないcontinue to doとcontinue doingの違いですが、なぜ意識しないかというと、前の章でお話しましたように、この英単語が普段のべちゃくちゃお喋り言葉では、あまり使わないから、というのがあるでしょう。

5時になった。さあ、仕事を終えて帰ろうとしたら、同僚のBさんがまだ机に向かっている。

A: I’m leaving now.
B: It’s already 5!? Well, I’ll keep working.

continue workingよりkeep working の方が、口語で使われ、continue doingを使った人を、私は2人しか見たことがありません。一人はESLの先生ともう一人は仕事先の上司です。どちらのケースも、友達とぺちゃくちゃお喋りな状況というより、ちょっとだけフォーマルな状況でした。

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使い分けはされていない?

ずいぶん前置きが長くなりましたが、今回の記事でここがメインの部分で、一番言いたいことです。

continueという英単語に限らず、辞書や英文法の教科本によって、定義や使い方が微妙に異なっていたり、またネイティブによってもいろいろなことを言うことがあります。

実際に、辞書や教科本によってはcontinue to doとcontinue doingは同じことのように定義してあったり、違いが記されてあったりします。ネットのフォーラムを見ると、同じと答えるネイティブもいれば、違いはあると言うネイティブもいます。

しかしこういうふうに辞書や英語の教科本で調べたり、ネイティブに聞いてみたりする他に、私が一番大事にしている方法があります。このブログ記事を書くときに、一番の参考にしていること。

それは、実際にどうのように使われているのか、ということです。

ネイティブに、「continue to doとcontinue doingはどう違うの?」と聞いたら、ほとんどの人は、「え〜、分からない」「意識したことない」「同じなんじゃない」と答えるでしょう。だって文法なんか普段意識していないので、突然聞かれると頭が混乱する。

ですから、ネイティブが実際にどのように使っているのかをじっくり観察するんです。

テレビやネットの動画で、ネイティブが普通に話しているところをよく観察してもいいでしょう。

そして前後の文脈や置かれている状況から、その英単語やイディオムや表現がどのような意図で使われているのかを分析するのです。間接的な言葉で、意図を聞くこともあります。

そうしていくと、やっぱり使い分けているのが分かります。意味をはっきり意識的に使い分けているというより、微妙なニュアンス的に。

良い例が、「「~するのが好き」 like doing と like to do の違い」で挙げた、運動についての質問の例です。

I like to play tennis.

と答えた友人は、テニスを定期的にしているわけではない。その友達に、「今、like doingではなく、like to doの表現を使ったのは、実際にはテニスを普段していないからでしょ?」と失礼なことを聞いても、おそらくその人は、はっきりとした返答をすることはできないでしょう。はっきり意識的に使い分けたわけではないからです。もちろんしっかり使い分けた友達もいたかもしれませんが。

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まとめ

簡単にまとめますと、

continue to do の形がの方が、continue doingより、見かける。
continueという動詞は、書き言葉とか、ちょっとだけフォーマルな状況で使われ、友達とぺちゃくちゃお喋りでは、使われることはほとんどない。
友達とぺちゃくちゃお喋りでは、keep doing の方が使われる。

もちろんこれらは、地域性(アメリカ英語)があるでしょう。ESLの先生に、「あなたがここで学んだ英語は全てではない」と言われました。地域性、世代、性別、文化、教育などの要素が加わってくるからです。

このブログでは、辞書や教科本に載っていることより、実際にどのように認識され使われているのかにフォーカスして、ユーザーの方の英語学習に役立ていただくことを、心から願います。

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