英語学習の最難関!冠詞をどこよりも分かり易く解説

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日本人の間違った英語冠詞の考え方 実際の使い方を解説

「冠詞とは、名詞につけるものではなく、冠詞に名詞をつけるもの」--- ネイティブの冠詞に対する考え方。

英語の冠詞を勉強していて、この考え方に初めて触れたとき、さっぱり意味が分かりませんでした。

それから何年も経って、今ではその感覚が良く分かります。

つまり、名詞で冠詞が決まるのではなく、冠詞で名詞が決まる。ネイティブの頭の中ではそんなふうに冠詞は処理される。

でもどの参考書にも、数えられる名詞のときはaかanをつけて、数えられない名詞のときはつけない、というふうに、名詞が中心となって、冠詞が決まるような説明がなされていますし、学校でもそんなふうに習ったと思います。

そう、先に名詞ありきというふうに。

しかしこれが日本人が英語の冠詞について、理解するのを難しくしている要因です。大きく間違った英語の冠詞についての考え方を指摘し、実際の使い方の解説をします。

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冠詞についてくる名詞

英語の冠詞は日本人にとって一番の鬼門の英文法。日本語には冠詞がないのが一番の理由ですが、その他の要因もあるように見えます。

それが英語の冠詞に対する日本人の考え方。つまり学校で教わったこと、参考書に書かれている内容、英文法の学習サイトにも同じように説明がなされています。

その内容とは、「数えられる名詞にはa(an)がつく」「世界に一つしかないものや限定したいときthe」「海とか川とか湖などの水域、国名にはthe」だいたいこんな感じ。

システム的に覚えてしまうと楽だし、分かりやすいからかもしれませんが、これらは受験英語や英語のテストではOKな概念かもしれませんが、実際の冠詞の概念とはちょっと(大分)違います。

一番の違う点は、これらの説明では全て、「名詞に冠詞がついている」つまり「名詞で冠詞が決まる、名詞が先にありき」という考え方です。しかし実際は、

名詞は冠詞で決まる、冠詞が先にありき

なのです。

冠詞についているのが名詞で、名詞についているのが冠詞ではありません。

教えられた考え方: mangoという名詞は数えられるから、aをつける → X
実際の考え方: aにつく名詞は・・・、mango → 〇

実際の使い方と使い分け

では実際にはa(an)とtheは、どのように使い分けされるのでしょうか。

「英語冠詞 a の使い方は?超実践的例文で詳しく解説」でも取り上げた、アメリカ人の友人の、突然ふとハンバーガーが食べたくなる例で考えます。

そのアメリカ人の友人をレオとします。私がレオナルド・デカプリオのファンなので、この仮名。

レオが、「何か急にハンバーガーが食べたくなってきた」と言います。レノの頭の中にあるのは、いわゆるハンバーガー。一般的に、ハンバーガーと聞いて、みんなが頭にポンと思い浮かべる、こんなやつ ↓ ↓ ↓

ビックマックとか、ベーコンチーズバーガーとか、モスバーガーとか、月見バーガーとか、特にどこの何バーガーかということがポイントではなく、パンにビーフパティ挟んである、ああいう食べ物が食べたい。

そういうときに、

Leo: I wanna eat a, a, a, a hamburger.

この、aを繰り替えしているところで、レオの頭では、「食べ物、食べ物、そう、パンにビーフパティが挟んであって、レタスがちょろっとある、よくあるハンバーガー」みたいな大まかな情報が処理されています。

もしレオが、急に○○のxxバーガーが食べたくなった、と具体的に頭に思い浮かんでいるのなら、

Leo: I wanna eat the hamburger. あのハンバーガーが食べたいんだよ、ほら、あの、あれ。

レオをよく知る人なら、レオがしょっちゅう食べている、バーガーキングのワッパーのことかと分かります。なのでもしレオが、

Leo: Can you get the hamburger for me?

と目をキラキラさせて私に頼んできたとき、私は何バーガー?と聞かなくても、迷わずバーガーキングのワッパーを彼に買ってきてあげます。

また、レオが"the hamburger"と言って、レオをあまり知らない人なら、ハンバーガーグランプリで優勝して話題になっているハンバーガーかなとか、毎年9月恒例のマクドナルドの月見バーガーかなとか(この記事を書いているのが9月)、具体的に○○のxxバーガーなんだろうと解釈します。

私の中でthe hamburgerといえば、モスバーガーのモスバーガーです。人気バーガーとして長らく君臨しているハンバーガーですよね。

the と a の発音

「あのハンバーガーが食べたいんだよ、ほら、あの、あれ」と、特に「あの」を強調したいとき、theの発音は、「ディ」となります。

学校では、子音で始まる単語の前では「ザ」と発音し、母音で始まるときは「ジ、ディ」と発音すると習いました。しかし実際はそういう区別は認識されていないような気がします。で、この二つの発音の使い分けは、単語が母音か子音かというより、「あの」を強調したいかどうか、です。

そしてaの発音ですが、「ア」と通常は発音します。

しかし、レオの頭には大まかなイメージしかなく、どんなハンバーガー?と聞かれて、「特にどこのってことはないけど、ま、そこんとこ適当で、よくあるハンバーガー」。

そういう大まかさ、適当さ、特にこだわっていない、そいういうときは、「エイ」と発音します。

a hamburger エイ ハンバーガー

abcの「エイ」です。

最後に

冠詞を理解するには、例文を何度も繰り返し見ていき、感覚で覚えるしかないと、私は思っています。

今回はその準備として、

冠詞は名詞につくのではなく、名詞が冠詞についている。つまり名詞ではなく、冠詞が先にありき、なのです。

もっと簡潔に、名詞で冠詞がaになるのかtheになるのかではなく、冠詞で名詞が決まる。

このことを覚えておいてください。

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