英語学習の最難関!冠詞をどこよりも分かり易く解説

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英語冠詞file1: a の使い方は?超実践的例文で詳しく解説

英語の文法の中でも冠詞というのは、日本人にとって一番難しいのでないでしょうか。

というのも日本語には冠詞が無いから。

この英文法については学校で習いました。たくさんの参考書や英語サイトでも冠詞について説明がなされています。

ここでは実践的な例文をもとに、英語の冠詞aの使い方を解説します。

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冠詞aとan、文法的解説

aという冠詞は、数えられる名詞と共に使われ、その名詞が母音で始まるときは、anとなります。

a smartphone - 子音で始まっているので、冠詞はa

an iPhone - 「i」という母音で始まっているので、冠詞はan

母音とは
a、e、i、o、u
で始まる単語ですが、スペルではなく、発音が母音読みかどうかがポイントです。

an hour - 「h」という子音で始まりますが、発音が「ア」という母音読みなので、冠詞はanになります。

a user - ユーザー利用者は「u」で始まりますが、「ユ」という子音読みなので、冠詞はaになります。

と、ここまではどの参考書や学習サイトにも出てくる冠詞aとanの使い分けの説明です。一応基本なのと王道なので書きました。

a(an)の使い方「何となく、適当に一つ」

冠詞aの使い方ですが、一般的には「たくさんある中の一つ」のように説明されます。

英語の冠詞とは要するにどこまで具体性があるのか、はっきりしているのかを示します。そしてaは、あまり具体的でない場合に使います。ややこしいかもしれませんので、実践的具体例で見てみましょう。

【例1】
毎年冬になると熊本みかんの入ったダンボールの箱が、台所にありました。居間のこたつに入ってテレビを見ていて、みかんが食べたくなり、コマーシャルのとき急いで台所へ行き、みかんを一個取ってくる。番組が始まる前にこたつへ戻りたいので、いちいちみかんを吟味している時間はありません。どれがいいか考えることなく、手を箱の中に入れ適当に一個取ってこたつへ戻る。

それが

I picked up an orange.

です。

「何となく、適当に一つ」、その感覚です。

【例2】
独り身を貫いてきた淳子さん。45歳を過ぎて、何となくパートナーが欲しくなったんだとか。結婚という形にこだわりはないということで、とりあえず彼氏を見つけることに。

淳子: I want a boyfriend.

淳子さんは、この歳だし、年齢からいってパートナーがいた方がいいかなと、何となく彼氏が欲しい、そんな感じ。そしてどんな彼氏がいいのか、どんな男性が好みなのか尋ねると、

淳子: I don't mind as long as he's a man.

a man、一人の男、つまり男なら適当に誰でも、というちょっと悲しい答えが。よりどり好みできる年齢じゃないし、まあ適当に誰か一人いい人見つけて、付き合えたら。

年収1000万円がいいとか、高長身でなきゃやだとか、同居は絶対嫌だとか、そんなことにこだわっていたら、いつまで経っても彼氏はできないし、ましてや結婚なんかできない。

もうここは、a manでいこう。

そんな感じです。

そして何ヶ月か経ってもまだシングルの淳子さん。もう人間の男でなくてもいいということで、

a male

犬でも何でもいい、生物学的にオスであれば、人間でなくてもいい。いやむしろ人間の男は面倒くさいから、犬の方が楽かも。ということで、オスのプードルを飼い始めた淳子さん。そんな淳子さんの心境が、ちょっと分かる気がしました。

これには続きがあって、人間の男についてはこだわりが無かった淳子さんでしたが、

淳子: I have the dog.

a dogではなく、the dogと表現していました。これには理由があります。

冠詞a(an)のポイント

上記の二つの例に共通することは、おおまかにある物を頭にイメージしているだけで、あまりはっきりさせていない、ということです。

冒頭でも述べましたが、英語の冠詞は

specification
clarification

が目的です。どれだけはっきりしているか、どれだけ具体的なのか、それを示す為のものなのです。

みかんというものが頭にあるんですが、別に大きいみかんでも、小さいみかんでもどちらでもいい。甘いことにこしたことはないが、少々酸っぱくても、腐ってなければそれでいい。適当にみかん一つ取ってきて、こたつでテレビを見ながら食べる。

また淳子さんの例では、一応パートナーは彼氏、男なんですが、別に身長が低かろうと、低所得者であろうと、80代であろうと、特にこだわりはない。よっぽどのろくでなしは困りますが、そうでない限り男なら、まあ、誰でも、適当に誰か一人見つけてお付き合いをする。

もう一つ例を挙げます。

【例3】
アメリカ人の友達は、突然ハンバーガーが無性に食べたくなるそうです。アメリカ人らしいです。日本人だったらラーメンでしょうか。

で、ハンバーガーといってもたくさんの種類があります。チーズバーガーなのか、ビッグマックなのか、モスバーガーなのか、ベーコン入りバーガーなのか、月見バーガーなのか。でも本人は頭の中にハンバーガーを思い浮かべているんだけど、それ以上具体的ではない。月見バーガーでもモスバーガーでもどちらでもいい。いわゆるハンバーガーであれば、それでいい。

I want a hamburger.

とにかくハンバーガーであれば、適当に何か、そういうの。そんな感じです。

もしラーメンだったら、味噌ラーメンでも豚骨ラーメンでも醤油ラーメンでもネギラーメンでもいい。とりあえずラーメンなら。そこんとこ適当に。

そんな感覚がaです。

まとめ

冒頭のaとanの使い分けは、名詞のスペルや発音から判断すればいいだけなので簡単ですが、この冠詞をどのように使うのかは感覚的なものになってきます。英語という言語文化といいますか、そういう英語感覚。だから冠詞は日本人には難しく感じるのです。

今回はa(an)が、「何となく、特にこだわりはなく、適当に一つ」という感覚で使われることを理解できれば十分です。

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