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英語冠詞File12 なぜ太陽と月にtheがつく?理由を分かり易く解説

太陽は英語でsunであること、そしてそれに英語の冠詞theを伴って、the sunということは、英語を勉強している方なら誰でもご存知でしょう。

しかしなぜ太陽に英語冠詞theがつくのか、その理由は一辺倒に

「この世に一つしかないものには、theをつける」

と習いました。

そこで思ったことはありませんか?この世に一つしかないものはたくさんあるのに、theがついたりつかなかったりして、この法則はちっとも普遍的に全てのパターンに当てはまるわけではないと。

私もこの法則にいまいち納得できませんでした。だってよく、「たった一つしかない、私たちの地球を守りたい」のような歌の歌詞やコピーを聞きますが、地球earthには、英語冠詞theはつきません。地球はおそらく宇宙の中で一つしかないと思うのですが。

答えから言うと、惑星には基本theを伴いません。でも太陽にはtheがある。これと同じ流れで、月に関しても同じことが言えます。今回はその理由や考え方を説明します。

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sunがたくさん、だからthe

まずsunという単語をweblio英和和英辞典で調べると、

  1. 太陽、日
  2. 日光、ひなた
  3. 衛星を持つ恒星

と出てきます。

1の太陽sun、私たちがいつも見ているこの太陽sunも、地球や火星などの衛生を持つ恒星sun(3の意味)で、宇宙にはこのような恒星sunが複数あります。宇宙規模で見れば、私たちの太陽sunは、このように宇宙にたくさんある恒星sunの一つに過ぎません。

何度もこのサイトで解説していますように、英語冠詞theとは、ものごとや現象、人などを限定したり具体的にするときに使います。

宇宙にはたくさんの恒星suns(恒星は複数あるので、複数のsがつく)があって、私たちがいつも見ている恒星sun、それが太陽sunなのです。私たちにとってはどっかの何億光年はるかの恒星より、この恒星(太陽)は特別です。

日本語だと「太陽」と「恒星」というふうに、別の表現をしますが、英語ではどちらもsunです。

だからたくさんあるsunsの中から、私たちにとって特別なsunを限定する必要があり、そのためにtheをつけるのです。

例えば宇宙や科学に興味がある人が、ある特定の恒星を研究していて、その恒星に惚れ込んでいたとするなら、その人はその恒星を、the sunと言うかもしれません。

太陽は大文字か小文字か

時々太陽を

the Sun

もしくは

The Sun

というふうに大文字で始まる表記を見かけます。

大文字で始まる場合と、小文字the sunで始まる場合と、同じ太陽という意味なのに、何がちがうのでしょうか。

あくまでも個人的な印象なのですが、大文字で始まる太陽the Sunは、科学雑誌や宇宙についての記事で見かけることが多いように思います。つまり、太陽系の中心である恒星、太陽を科学的に検証する(太陽の大きさとか、温度とか、歴史とか)場合は、大文字太陽。

地球上から見て、今日は太陽が雲に隠れていて肌寒いとか、北風と太陽とか、あの人は太陽のような人だとか、「おひさま」とかの単語に置き換えられるような状況のときは、小文字太陽。

ある英語の文法についてのサイトには、文章中でも常にThe Sunと表記する、と記載されていました。文章中にtheを大文字で始めるパターンはあまり見かけないように思います。英語のメジャーな辞書にも、そのように記載されてるものはありませんでした。ただsunの単語自体は、大文字で始まることが多いと記されているケースは多いです。

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月はたくさんある

太陽と同じ理由が、月にも当てはまります。

月は英語でmoonです。

moonを辞書で調べると、

  1. 惑星の衛星
  2. 一ヶ月

とあります。

宇宙にある惑星の周囲を回っているのが衛星moon。宇宙にはたくさんの惑星があるし、それらに伴ってたくさんの衛星moonsがあります。その中で私たちがいつも見ている衛星moonが、月moonと呼ばれる衛星です。宇宙規模で見れば、月も宇宙にたくさんある衛星の一つです。

日本語では「衛星」と「月」は、違う単語ですが、英語では同じmoon。

ですから、たくさんあるmoonsの中で、私たちにとって特別でいつも見ているあのmoonを、冠詞theをつけて限定する必要があります。でないと、どのmoonを言っているのか分からないからです。

たった一つしかないからtheをつける、という法則を習いましたが、もし地球が、木星や土星のように50個以上の衛星があったら、the moons というふうに、冠詞theを伴って複数のsをつけて表現するでしょう。

別の見方をして、もし木星に人類が住んでいて、彼らが英語を話すとしたら、the moonsと言えば、木星の周りを回る50個以上の衛星を意味することでしょう。

まとめ

世の中に一つしかないものにはtheをつける、という考え方は、私が思うに日本人が英語冠詞で混乱してしまう要因になっているような気がします。

まだ、世の中で一番大切なものにはtheをつける、と考えた方が、英語の冠詞theを理解しやすいと思います。

以上、太陽と月には英語冠詞theがつく理由について解説しました。

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