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英語冠詞13 なぜAmericansアメリカ人にtheは無いけどsはつく?

「アメリカ人」と英語で言うとき、「Americans」で、そこには冠詞のtheはありません。

英語で「日本人」は、Japanese peopleだったり、the Japaneseだったり。その違いは、「英語冠詞File8:「Japanese people」と「the Japanese」の違い」で詳しく解説しました。

しかし「アメリカ人」の場合は、American peopleとは言うけれど、the Americansとは言いません。冠詞the無しで、Americansで、複数のsがつきます。

今回はなぜ「アメリカ人」になぜ英語の冠詞theがつかないけれど、複数のsはつくのか、その理由を説明します。

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theがつかない理由は?類似点より相違点

人種のるつぼと称させるアメリカ人たち。

およそ3億2500万人の人口は、実に様々な人種や民族から成り、様々な文化が存在します。

人種のるつぼを英語で、

melting pot

と言います。様々な人種や民族、文化が溶け合ったように、うまく調和しているような表現です。

そしてそのことをとても誇りに思っている国、それがアメリカなのです。実際の情勢は別として。

一人一人違う文化、ことば、人種や民族。みんなそれぞれで、それぞれの考え方があり、違うんだ。そしてその違いを受け入れて、認め合う。それがそれがアメリカ人だと。

the Americans と言うと、冠詞theをつけることによって、アメリカ人というものを一括りにしてしまい、この違いが強調されません。

我々アメリカ人は、みんなそれぞれ違う。だからtheをつけて、一括りになんかにするな。

早い話しがそういうことです。

複数のsをつける理由は?

Americansのsは、単に人が2人以上いるという数の問題ではありません。

このsの意味は、確かに複数のsなのですが、人数の問題ではなく、アメリカにはいろんな人種や民族や文化を持った、様々な人がいるという意味のsです。

確かにアメリカには、アジア系アメリカ人、アフリカ系アメリカ人、ヨーロッパ系アメリカ人、ヒスパニック、ネイティブアメリカン、などなど。またアジア系アメリカ人と言っても、日系アメリカ人、中国系アメリカ人、ベトナム系アメリカ人とさらに細かく分かれます。

また民族といいますか、宗教からなるグループも多くあり、ユダヤ系、イスラム系、キリスト系、などなど。キリスト教と一言で言っても、バプティスト系、カトリック系など、細かく分かれます。

このようにAmericansのsは、たくさんの異なった民族的、文化的グループが複数ある、という意味でのsです。

だからアメリカ人と言うとき、様々な意味で、その類似点より相違点が強調される、

American people
または
Americans

を使いましょう。

何で日本人は、the Japaneseなの?

the Americansではなく、American peopleを使い、その理由を聞いて、じゃあ何で、the Japaneseって他の人のことは平気でtheを付けるの?と疑問に思ったあなた。そりゃそうです。

参考記事「英語冠詞File8:「Japanese people」と「the Japanese」の違い」

そこには、アメリカ、ナンバー1!自分たちは特別で他の国とは違う、そんな意味合いが含まれているんです。

日本人や他の国の人なんて、みんな同じに見える。でも自分たちは違う。

アメリカ国内で、自分たちは人それぞれ違うと相違点を強調し、外国と比べるときも、自分たちは他の国とは違うとこれまた相違点を強調する。

みんな同じと類似点を強調すると、自分たちが特別な存在でなくなってしまいます。

言葉って、本当に奥が深いですね。

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まとめ

アメリカ人と言うとき、オススメは

American people

です。無難な言い方で、裏に何もなくて、とても平等に聞こえます。

とにかく「~人」と言うときは、~ peopleと表現することをオススメします。

以上、Americansアメリカ人には、冠詞the が無いけど、複数のsはつく!その理由を解説しました。

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